私の好きな人物の一人に田中角栄がいます。

田中角栄元首相は今も根強い人気がありますね・・・

なぜ彼は人を惹きつけるのか？

角栄を師と仰ぐ内閣総理大臣・石破茂氏もその一人です。

新潟の寒村に生まれ、上京前の学歴は高等小学校卒。

当時は尋常小学校の上が高等小学校でしたから

今のイメージだと中学卒にあたるのかと思います。

上京してからは、中央工学校の夜学に通って建設業で名を成した後に

雪深い新潟の人たちのために、と政治家になった。

そして、帝国大学卒のエリートばかりの中で

自分の力ひとつで総理にまで上り詰めました。

学歴がなくても国の政治のトップに立つことができるんだ！！

ある種の夢を当時の人たちに抱かせるような存在になったわけです。

何かあると「今の時代に角栄がいれば」という話をよく聞きます。

私もその一人ですが（笑）

絶体絶命の窮地に陥ってもなおユーモアを忘れず、周囲を鼓舞する胆力と余裕。

昭和の大カリスマ、田中角栄が好かれる理由にあります。

何事も相手に対して手を抜くな。

誠心誠意、全力で向き合うこと。

それが最大の気配りであって

真の信頼関係はそうした中から生まれる

と言う田中角栄の言葉があります。

私も海外のバイヤーと商談や対応の中に

この言葉があって

長年のお付き合いやバイヤーが増えた背景には

この言葉が繋がっているのかと思います

一九九三年（平成五年）十二月十六日、角栄は七十五歳で死去しました。

日中国交正常化を実現させたほか

『日本列島改造論』を提唱し

国のインフラ整備を進め雇用の創出、経済の発展を進めた

戦後を代表する政治家といえるでしょう。

「人から応援され、人を巻き込む力」。

そのベースにあるのは

間違いなく

「本気で世の中の役に立ちたい」という志と

「夢を追いかける姿勢」だったのかと思います。

私はコンピューター付きブルドーザーには

なれませんが

業界を盛り上げ、お客様に喜んでもらえるように

「この人の夢が実現したなら、きっと良い世の中になるはずだ」と

共感していただけるように

頑張っていきたいと思います