日本における「名経営者」を問うアンケート調査で

常に上位に君臨するのが

本田宗一郎（本田技研工業創業者）

であります。

日本人の尊敬を集める理由には

戦後日本の経済復興をリードしたカリスマ性のみならず

「ものづくり」に生涯を捧げたその職人気質が

日本のＤＮＡになじむことがあげられるのかと思います。

決してエリートではなく

仲間や部下からは「オヤジ」と呼ばれ

生涯、本社よりも現場、スーツよりも作業着を好みました。

本音を貫き、好きなことに没頭し

自分の言葉で語り続けた男の荒々しい生涯は

ひとつの「理想の人生」の形として語り継がれています。

「昭和１００年」にあたる２０２５年

米国との関税交渉を経て自動車業界は激動の時代に突入しています。

過去の成功体験はそれとして

どんどん変えていくということは当然リスクを伴いますが

それをできるだけリスクと言わず

機会、チャンスと捉えて

前向きに進んでいきながら将来の成長に結び付けていけたらと思います。

２０２５年、日本は「昭和１００年」の筋目の年を迎えて

本田宗一郎の生き方、考え方はいまなお

日本人の心の中に生きているかと思います。

少しずつでもよい、日々前進して欲しい。

それが半年、一年と経つと大きな差となって現れるはずだ。

移り行く時代の中で、停滞は相対的には退歩である

という本田宗一郎の言葉があります。

日々前進。私も頑張りたいと思います