大切な言葉
私の好きな言葉に
我以外皆我師 (われいがいみなわがし)
と言う言葉があります。
名将 野村克也氏も好んでおられた言葉です
「我以外皆我師(われいがいみなわがし)」
これは、剣の奥義習得を目指した宮本武蔵を描いた際に
作家・吉川英治さんが記した言葉で
武蔵は、武士としてさらなる高みを目指すために
あらゆる商いの人々の話に素直に耳を傾けたそうです。
神が人間に耳をふたつ、口をひとつつくられたのは
「話す倍だけ人の話を聞け」という教えなのかと思います。
わからないことがあれば人にどんどん聞くことだ。
聞かぬ恥、無知無学の恥のほうがよほど恥ずかしいものです。
私も最近の歌番組のアーティストの名前が分からなくて
甥っ子や姪っ子に聞いたりして学習しています(笑)
他人の話に耳を傾けようとしない者は、たとえ20歳であろうと
実質は80歳、90歳のご老人となんら変わりはないし
年齢を重ねたから老いるのではないと思います。
人は、理想をなくし
理想を追い求める努力をしなくなったときに老いるのかと思います。
いまの自分にはなにが足りないのか、どこが弱いのか、どこを磨けばいいのか。
正しく己を知ることができるかどうかが
未来を左右する大きな礎になると思います。

いつまでも「学ぶ心」を忘れずに
自分自身を向上させるためにも
すべての事から素直で
謙虚な気持ちをもって学ぶ姿勢が大切だと思いますし
これからも
苦手意識を捨て、素直に受け入れることを大切にしたいと思います
言うのは簡単ですが